2009年9月8日火曜日

SD15は11月9日に発売か?


シグマでは30周年を記念してチャリティー活動を募集しています
そして審査員が30の活動を選択し、選ばれた活動にはSD15とそれにあったレンズを送り、さらにそのうちのベスト3には3030ユーロを進呈するそうです。



この活動の受付は11月9日までなので、推測するにSD15はDP1sと同時に11月9日に発売になるようです。!♪


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2009年9月2日水曜日

Leica X1?こりゃなんだろ?

今日のLeica RumorsにM9とともにX1というモデルの写真とスペックがでていた。

その写真をみるとまだモックのようである。



そのモックだがElmarit 24mmが装着されているところをみるとM4/3なのかもしれないと思いきや、しかしセンサーは12MPのAPSCということだ。だから35mm相当。

しかもMade in GermanyとあってパナのOEMではないらしい。ということはまた例によってとんでもない価格をつけてくるのであろう。

M9は予定通りフルサイズ・センサー搭載で、9月9日の公式発表後すぐにデリヴァリー開始するようだが、X1は数ヶ月後になるという。ううむ、さてさて楽しみなことではあるが・・・・


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2009年8月19日水曜日

Praktica LTLをはずみでゲット♪

いつもお世話になるeBayショップにPraktica LTL +Pentacon MC F1.8/50mmがいわゆる「チョー」莫迦廉で出品されていたのでついポチっとしてしまった。





これでフィルム撮影に突入か、と思いきや、な、な、なんとファインダーが機能していない、どうやってもファインダー内で焦点が結ばない。

なにせこのカメラ、旧東独で1970-75年に生産されたものなのである。

まあしかしPentacon MC F1.8/50mmだけを買ったとしても「チョー」廉なのでよしとしよう。

というわけでフィルム撮影はペンディングである。


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2009年8月16日日曜日

飛び込んできた秋



昨日の強い陽射しから一転して今日はのどかで柔らかい秋の光が降る。

また今日で息子は夏休みも終了し明日から新学年になる。

それで自分が子供の時分の夏が終わる切ない気分を思い出した。

季節がくっきりと線を引いて変わってゆく高緯度地方に

今年の夏はもう帰ってこないだろう。

来年には息子はもう親とは遊んでくれないかもしれない。

今年もっと遊んでおけばよかったと遅まきながら思う。





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2009年8月14日金曜日

中南海茶

と俗に言い習わされている銘茶を頂戴した。

パッケージもなにも飾ったところがなく、いかにも北京は中南海の住人中共高級幹部御用達、の雰囲気がある。

これを下さったのはれっきとした中共党員である。

中共党員とはいえ誰も彼も鬼や悪魔というわけではない。それなりの愛国心をもった方である。

わたしとはまったく政治的観点を異にする、がしかし国は違えどおたがい愛国者同士けっこう話し合えるのである。

このまえちょっとしたことでお助けすることになり、そのお礼というわけだ。

ありがたくいただく。





で、肝心の味のほうだが、まあそれほど美味ではなかった。

香港で飲茶をされたかたはご存知だろうが、あちらでよく飲まれるプーアル(潽耳)茶という発酵茶の香りに似た風味で、しかも日本茶のような上品な渋みもあり、そして含むとこってりとした味である。

個人的には台湾の高山茶のほうがよほどよい茶であると思う。

中南海の住人たちが台湾を欲しがる謎がひとつ解けたようだ♪



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2009年8月8日土曜日

Sigma EX 30mm/F1.4 HSM




というわけで30mm/F1.4を「標準レンズ」として入手してしまった。

前ピンのトラブルが喧伝されているが、この個体は問題ないようだ。

しかし開放ではピンをあわせにくいのはもちろんだ。

そしてやや重い。しかしSD14とのバランスはよい。

ボケが素直でいいなあ♪

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2009年8月3日月曜日

Tessarも試してみる



F2.8という普通の明るさにしてはよくボケるほうでしょうが、これもまた癖のあるボケです。

Sigma純正の30mmや50mmのF1.4クラスの明るいレンズを試してみたくなってきました。

30mmなら51mmのいわゆる「標準レンズ」、50mmだと85mmになっていわゆる「ポートレート用」ということでむしろそうすることがSD14の正統的使用法なのでしょう。

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2009年8月2日日曜日

Pancolarも試してみる


Pancolar 50mm/F1.8も試してみる。ピンをあわせたところにハロがでるが、そういうものだと受け入れてしまえば、それもひとつの持ち味だ♪


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2009年7月30日木曜日

Flektogon-35mmを装着してみる




注文していたM42装着用のアダプターが配達されたので早速Flektgon-35mmを装着してみる。

AモードはやめてMモードにする。つまりオールマニュアルですね。

Flektgon-35mmはピントリングがやや硬めだし、SD14のファインダーは見やすいので

マニュアルが楽しい♪

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2009年7月29日水曜日

M42アダプターを注文





旅行から帰って早速にSAマウント用のM42アダプターを注文した。数日で配達されよう。

Flektogon-35mm, Pancolar-50mm, Tessar-50mmなどのCZJレンズがSD14とどんなコラボレーションを見せてくれるか楽しみなことである。

前回も書いたが高倍率ズームはとにかく重い。SD14自体も軽いカメラではないが、それよりさらに重いのだから難儀である。

とくにFlektogon-35mmの細密な描写、 Pancolar-50mmのボケと色だし、Tessar-50mmの軽やかさに期待するところ大である♪

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2009年7月27日月曜日

DP1にできないことを

SD14で撮る、これが原則であろうか。そしてSD14なら望遠を使いたくなるのはしかたがない。




今回の休暇も家内の実家で基本的には過ごした。

天候不順で撮影できない日も多かったが、出かける際はDP1、家の近所ではSD14と使い分けた。

高倍率ズームはさすがに便利である。それでもやはり重いなあ・・・ぶつぶつ




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2009年7月17日金曜日

SD14は望遠だって使える♪

DP1 は28mm、 DP2は 40mmと固定されている。しかしSD14は望遠だって使える♪

以下をごらんあれ。

         134mm


         115mm


まあズームレンズですからフツーのことですがDP1/2では及びのつかない世界ではありますね。

しかし重いなあ、このシステム。カメラ本体が約700g、レンズが約600gありますからねえ、フーッ。

それでもDP1の不足した部分をしっかり補ってくれる頼もしいシステムです♪

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SD14の優位点





SD14はレンズ交換ができる。これこそDP1がいくらその性能を誇ったとしても、地団駄踏んだとしても絶対に及びもつかない一点ですね。

今回はDC 18-200mm/F3.5-6.3 OSという高倍率、手振れ防止機能つきのレンズがキットレンズとしてダンピングされました。日本国内ではない組み合わせです。

これを無理に(別に無理にでなくともよいが)組み合わせた価格は、価格コムで調べてみると十万円はくだらないという。おほほ、それがなんと半額程度で入手できちゃった、くふふ

まあそれはともかくレンズ交換ですが、M42もアダプター経由で装着できるというのも好ましいですね♪

Flektogon、Pancolarといった真打がさてSD14とどんなコラボレーションをみせてくれるか楽しみなことです♪

まずはアダプターを買わなくっちゃ、うふっ♪

とりあえずはDC 18-200mm/F3.5-6.3 OSという暗くて重いレンズをとりまわす。

ほらっ、ちゃんとボケだってでる。DP1くん、こんな場面に君の出番はないの、またあとでね♪


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2009年7月16日木曜日

そしてやってきたのは...


そうです、Sigma SD14です。

きっとDP1のFOVEONセンサーの魔力にとりつかれてしまったのでしょう(ほとんど他人事♪)。

DP1では広角28mm/F4に固定、もちろんレンズ交換なしですから、いらつくことが多いのですねえ。いえそれはそれで素晴らしい道具なのですが、もっとこのFOVEONセンサーを味わいつくしたいというなんとも言いがたい突き上げに襲われたのでしょう(ほぼ他人事♪)。

同時期にダンピング販売していたSigma SD14+18-200mm/F3.5-6.3 DC OS(手振れ防止)を買わずにDP1を選んだわけですが、しかしどうにも忘れがたくいたところ、同一オファーがもっと手ごろな投げ捨て価格でeBayに出品されました。そこで・・・・というわけでした。

これはきっとFOVEONウイルスに感染してしまったに相違ありません(完全に他人事♪♪)。

いまは電池充電中、午後にもさっそく撮影に出かけるつもりです♪♪♪

ということでまた後ほど♪♪♪♪


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2009年7月14日火曜日

K100D、別れの予感


三年前に最初のデジイチとして入手したK100D、どうやら新しい里親が見つかりそうである。当時のベストセラーでデジイチ後発のPentaxに勇気と力を与えた(?)機種であった。

6MPという高画素化の潮流に取り残されたK100Dのセンサーであるが、実は6MPで充分なのだ。RAWで撮影すると10MPまで使っている。(ちなみに7.5MP のDigilux3はRAWでは15MP使用している、どうなっているのだろう?)

そして最近はけっこうシャープな画像をはきだしているのは彼女(カメラはドイツ語では女性名詞である)のほうも別れの予感にふるえて精一杯尽くしていてくれるのかもしれない。

なんだか手放すのが惜しくもなってきた、ううむ・・・


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DP1の細密描写には辟易することも・・・

・・・まああるわけです。以前にも線路の砂利まで精密に描写する必要があるのか、と疑問を呈したわけですが、まあしかしそれも好みの問題ですからねえ。




DP1はそういうカメラなのだとわりきって付き合うしかないのでした。

で、ボケとか必要な場合はDP2にいってほしい、とまあこういうわけなんでしょね。

でも発売されたばかりで高価格なんですね、DP2.

で、こっちは対策を講じました。どんなかって?それはあとのお楽しみ♪

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2009年7月12日日曜日

K100Dで気分を変える



一機種にあまり入れ込むのはよくない、とついついバランスをとりたくなった。これも性分というものか。

しばらく使っていないK100DにDP1ですっかり見直したSIGMAのレンズを装着してみる。

いままでより切れがよくなった、と感じるのは思い過ごしか。いやそうではあるまい。

機械とはいえ人の心をよむのである。尊敬と信頼の念で使用すると機械も応えてくれるのであった♪



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2009年7月10日金曜日

ミニチュア(ミニアチュア)フィルターの面白さ


Exciteにはすでに二回エントリーしたが、Pentax K-7の売りのひとつ<デジタルフィルター・ミニチュア>をフリーダウンロードできる。

ここ

こちらではフィルターなしの元の画像をアップしておこう。

まあけっこう面白いのではまっていますが、まあ一時のお遊びですわね♪




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2009年7月9日木曜日

DP1の露出調整に秘密あり、か?


手ブレを連発するので、当初のISOオート設定をやめてシーンに応じてマニュアル変更する。かなり面倒だがこれもこのカメラの持ち味とあきらめる、もとい、楽しむ♪

この画はかなり暗がりで撮った。赤いシグナルが点滅して露出不足を訴えるのでISOを400にあげる。それでもAモードが選んだSSは1/50sである。かなり遅い、しかしこれだけあれば手ブレもしにくい。

しかしいつも遅めのSSにはなにかこのカメラシステムの秘密がありそうだ。遅いAFとSS、センサー性能にエンジンが追いついていないのか・・・?



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2009年7月8日水曜日

物ブレするはず


夕立開始まぎわの暗い歩道をAモード(露出優先)で撮影。PCでチェックしたら動体がぶれている。

F4でSSがなんと1/10s、それじゃあぶれるはずだ。ISOはオート設定でISO200を選んでいる。

このままではスナップは無理、ISOをあげてSモードでSSを優先するべきだ。

あるいは動体ブレを生かす画作りをねらうべきか・・・・



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2009年7月6日月曜日

精密描写だけではないDP1



精細な描写も得意だが、そればかりではないDP1。記憶色そのままの色だし、なめらかな階調、質感と、どれをとってもうなずくものばかり。画質はこれまで手にした機材の中ではダントツである。といってもあくまで個人的、相対的なものではあるが。

機材のマテリアル、機械としての使用感などが向上すれば、このカメラがあれば他はいらぬ、と思わせる。標準レンズ搭載のDP2へも興味が惹きよせられるし、またオリンパスからFOVEONのようなセンサーを搭載した新モデルがで、レンズ交換も可能となることを想像すると胸が躍る。

将来ふりかえってDP1がデジカメを革新したといわれる日が来るのかもしれない、と思う。


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2009年7月5日日曜日

ぶれやすいDP1


DP1は手振れ防止機能はないしF4という絞り開放値なのでSSが稼げない、よって手振れしやすいのですねえ。

これらもよく撮れたなあ、モニターを見て満足していたのにPCで開いてみるとこれが手振れ、がっかりしました。



それでもシャープさより水面の階調のよさが捨てがたいので縮小して手振れが目立たぬよう小細工してみました♪

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2009年7月4日土曜日

ヨーロッパを解く鍵




気温30℃の真夏日でも木陰は涼しいのが助かる。ずっと木陰にいると肌寒いほどだ。しかし日向にでるとまたすぐに猛暑。これがまあドイツの夏である。

ここはさる中級規模の都市であるが、ショッピング通りのすぐわきにマロニエの並木にはさまれた運河があってフランス風でもありオランダ風でもある。




ヨーロッパの都市はいずこも地域性という色合いをもつものが多い。ここもかってナポレオンに占領された歴史をもつからフランスが影を落としている。またオランダにも近い。オランダからの買い物客も多く見られる。

現地の言葉もオランダ語とドイツ語の橋渡しをしているようだ。オランダ語では「G」を「h」に発音するが、ここで「j」と発音する。最初はとまどったがけっきょく慣れた。また「das」を「 dat」と訛るのはもう英語に近づいている。

欧州は国分けで見ても何も見えてこない。地域性がヨーロッパを理解する鍵なのだ。



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2009年7月3日金曜日

小さきもの



いつもながらの散歩がてらの撮影ではもうすでにほとんどのモチーフは使い果たした。

と思っていたが玄関先のこの花が撮ってくれと囁いているように見えた。

まだまだ気づいていないモチーフがあるのかもしれない。

世界とは小さく見れば小さく写り、大きく見れば大きく写るようだ。

しかし小さいものを大きく写すレンズをマクロというにはちょっと変だ、ニコンのようにマイクロというのが正しいのであろう。

さてポイントは、その名前ではなくたまたまもちだしたレンズがマクロだったため、こんな小さなものを写す気になった、そこなのである。

写真はレンズしだいという命題を確認したにすぎないのだが。



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砂利まで描写してどうするDP1


拡大して見ていただくとおわかりのように線路の砂利まで精細に描写している。

しかしここまでする意味があるのか、とふと思う。

写真は解像力だけじゃないだろ、と。

しかしなければないでもっと欲しいと思い、あればあるで鬱陶しい・・・

これって何かに似ている・・・・ナンダロ




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2009年7月2日木曜日

【アムステルダム】Dam広場





かってはヒッピーの聖地のひとつだったダム広場だが、新宿伊勢丹付近や歌舞伎町にもヒッピーなどというもの影も形もなきがごとくアムステルダムにもそんな過去の名残は見えない。

しかしそこは、歩きつかれた旅行者がたむろしてしばしの休憩をとる場所であることに変わりはない。

すこしそこにとどまっていると欧州各国語がとびかっているのがわかる。スペイン語が多いのは歴史的背景によるものだろう。

なにしろ例のフラメンコという言葉、もとは「フランダース地方の」という意味で、ハプスブルグ家の王子でベルギー生まれのカール五世がスペイン王カルロス一世となってベルギー・オランダを含む低地地方がスペイン領になってしまった。その低地地方のスペイン人にとってはものめずらしくしかも進んだ文化的雰囲気をさして「フラメンコ」といったのだという。

欧州の歴史ではそんな変な事態がふつうに生起するのでまあ面白いのですねえ。

いまでも低地地方の文物に憧れてやってくるスペイン人が少なくないということだろう。



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それにつけてもDP1の凄さよ


DP1、その解像力にはまいった!

しかし圧縮するとその凄さがよくわからない。

だがこちらでは大容量の画をアップできるので助かる。

ということでちょいとごらんいただきたい。3,87MB, 1760x2640 pixelあります。



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2009年7月1日水曜日

Sunset Industry記念碑


ルール工業地帯はドイツ産業経済の中核です。昔も今もそれに変化はありません。

この地域の代表的企業Krupという鉄鋼武器生産の中核企業は(明治維新の際長州軍が輸入したアームストロング砲で有名)、戦前戦中ヒトラーを強力に支持しドイツの戦争遂行の動力機関車でした。それゆえにこの地域は英米軍の重点爆撃により廃墟と化しました。しかしこのルール工業地帯が潜在的にもつ工業生産力はドイツ敗戦後の復興の推進力となったのです。

しかしドイツ帝国復活を恐れる英米さらには他の欧州諸国はこのルール工業地帯を共同管理することになり 欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC) が発足しました。それがさらに欧州経済共同体(EEC)、欧州共同体(EC)、そして欧州連合(EU)と発展してきました。

つまりこのルール工業地帯はドイツ産業の核心であるばかりでなく欧州をまとめる要でもあるのです。

重厚長大な重工業は時代遅れとなり、ITに代表される新たな産業モデルがドイツ南部に陸続と発展する中、ドイツと欧州経済に占めるルール工業地帯の相対的地位は下がり続けています。

Krupが競合するやはりこの地方を代表する企業Tyssenに併合されたのは1999年のことでした。そのことが何よりもドイツ経済の潮流を表徴していました。はたして斜陽産業に未来はあるのか?


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2009年6月30日火曜日

【アムステルダム】De Amsterdam号


かって東方貿易に活躍した「アムステルダム号」は、1602年から1795年の間、実に48oo回の航海を行ったそうです。

この50メートル足らずの帆船には200人の水夫が乗り込んでいたそうですが、その炊事の賄いはこの小さなキッチンでなされたという説明です。ほとんど畳一枚ほどの、つまりは半坪の広さしかありません。

このことからも航海の困難さが思い知れます。東方貿易は「東インド会社」という国策により巨大な富をオランダにもたらしましたが、その貿易の実行は、つまり毎回の航海は投機であったはずです。

水夫たちにとってもそれは人生の投機であったことでしょう。

この「アムステルダム号」は実物大の模型ですが、それでも当時のオランダ人ひいては欧州人の東方への憧憬、野心と水夫たちそれぞれの欲望が染み付いているように感ぜられました。

「アムステルダム号」については以下もご参考に。

Eastindiaman Amsterdam




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2009年6月29日月曜日

撮影スタイルをカメラにあわせる


一年前に発売されたカメラについていまさら云々するのもはばかれることだが、値崩れにしたがい購入を考えられている方もおありかとも思うので、こんな無駄話も何かの足しになることもあろう。

FOVEONセンサーについての興味ゆえ購入したが、カメラの機能が未熟性のため些細なことで気に障ることも多い。しかしこのDP1の革新性の核心であるRGB三層構造のセンサー、しかもAPS-Cサイズをコンデジ・サイズに詰め込み製品化したことの勇気はいかに讃えても不足することはない。

しかしこのカメラで実際に撮影する際の心構えというか心得というか、はたまたコツというか、それはなにかと色々あれこれ思いをめぐらした結果思いついたのは以下の通りである。

カメラの性能に合わせて撮影スタイルを変える。

これである。そうでもしないとあなたはついついイラつくことになろう。つまり現実にそって自己の意識のほうを変化させ適応させるのである。

ということでこれからこのカメラとつき合ってゆこうと思う。



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驚いたこと、そして痛くはないけどかなり痒かったこと


発売から一年以上たち、さらにはDP2も発売されたためかSigma DP1のダンピングがはじまったようだ。発売当初は800ユーロの定価だったが、ここへきて各オンラインショップでは450ユーロ前後の値をつけている。

DP2の価格が600ユーロ前後と日本国内と比較するとかなり高めであるが、まず順当なところであろう。

DP2はDP1の後継機ではないのですみわけができるのであろうか。

と思っていたところDP1のダンピングがはじまった。日本でもどうやら同様であるらしいことは価格COMでも知れる。およそ4万円というところか。



しかしですよ(ここからなぜか文体が変化しますよ、悪しからず)、そのダンピングたるや200ユーロ前後で投売り状態なんですね、これが。

どうもシグマさんは特定ルートで在庫整理をしている様子。しかし200ユーロならレンズ一本より廉いでしょ、こりゃあちょいと試してみよう、っていう気になっても不思議ではないのです。

で、ポチっと逝ってしまいましたい。






例のFOVEON(RGB三層)センサーを試してみようかな、っていうわけですねえ、浅はかといえば、まあその通りです♪

なにせ200ユーロですから痛い出費ではないのですが、まあ少しむず痒いというところでしょうか。

これからぼちぼちその画を(たぶん主にExciteのほうで)エントリーしますが、痒みが痛みに変容しないことを祈るばかりです。



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2009年6月28日日曜日

NEMOからの眺望


どうもこのブログ、写真向けというより文章が主で写真はその説明というスタイル向けのような気がする。

再度Exciteに再帰したほうが写真ブログとしては適当かもしれない。

現像処理ソフトにも慣れてきたし写真エントリーサイズについても直接間接にご教示をいただいたのでたぶんExciteでも問題なくアップロードできると思う。

その際はこちらは文章を主にすることで継続したいと思います。

まったくふらふら気まぐれでまことに恐縮なことで本当にすいません。





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NEMOその3



博物館脇の湾内にはかって東方貿易で活躍した帆船の実物大模型が係留されていて別料金で参観できる。

喜望峰を回ってかってのバタビアいまのジャカルタを経由し長崎まで航行したにしては実に小さくたよりない船体である。

それでも数ヶ月の歳月をはらってでも長崎へ貿易に赴いたその理由がさっせられる。それにしてもそれは大きなリスクをともなう投機であったろう。その意気や善哉♪



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NEMOその2


博物館の出入り口は地上階と最上階の二つあるが、最上階へは外からアクセスできる階段がある。その上からは港湾内が一望できる。

この施設はその性質から市内および国内児童むけであるのだろう海外旅行者は少ない。


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NEMO





中央駅到着寸前の列車の窓から見えるNEMO博物館。船体のようなその姿が目をひきつける。

いつも気になってはいたが今回やっとたずねることができた。






LEICA Fotografie International(LFI) Galerie --->here




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北のベネチア

























NEMOミューゼアムという、東京は竹橋の科学技術館のような子供向けの遊びながら科学技術知識を学ぼうというモチーフをもった博物館が、港湾に突き出た船の格好で古いたたずまいの都市に奇妙なアクセントをあたえている。

そのNEMOをはじめておとずれた。息子がそのような年齢に達したということです。

そのNEMOの上から眺めた都市中心部は、ベネチアもかくあらむ、という堂々たる海上都市の風情であった。

しかしベネチアにはいまだ訪れる機会がないから比較しようもないのだが・・・・

ベルギーのオランダ語地域にあるブリュッへ(フランス語読みのブリュージュのほうが日本ではなじみが深かろう)がよく「北のベニス」といわれる。

しかしそこは「死の街ブリュージュ」とも言われるようにいまはただ古の栄華の夢にまどろむがごとき小都市である。

それゆえ、かっては地中海に覇を称えたベネチアと比較するにはやはり東方貿易の覇者アムステルダムがよろしかろうとかってに思う次第である。



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2009年6月27日土曜日

驚いたことの続き



狐です。


RAWからおこしたJPEGファイルですが、あたりはもう黄昏てやや暗く、レンズも50mmでしたからはっきりとそのデテイルは撮れていませんが、それでも狐とわかります。


いるんですね、しかしここは人家から1Kmとはなれていない場所ですよ。なんだか昔のTVドラマ【北の国から】なぞを思い出しました。

わたしはとんでもないところに住んでいるのだなあ、というのが「驚き」の核心でした。

「とんでもない」いい場所という意味ですが♪

それにしても、薄暗い条件化で遠方の対象物をこれだけ解像できたOM50mm/F1.4のその性能にもまた驚いたのでした。



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ほんとに驚いたこと



なんども申し上げておりますが夏至であります。夏至から小夏までの期間も広義の夏至ですが、このころはもちろん日が暮れるのは遅く、九時半ではやっと黄昏でございます。

そんなある日、いつものようにカメラをもって散歩にでました。

人家ももうない郊外、自然保護区域へとつづく野道の向こうに何かがこっちをじいいいいいと見ておるのです。

その何かをトリミングしてみますと・・・・



LEICA Fotografie International(LFI) Galeire --->here



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2009年6月26日金曜日

【アムステルダム】Damrak


中央駅から有名なダム広場に通じるいわば中央通がDamrakです。

ここでも他の通りと同様に自転車が幅をきかせています。

しかしもうひとつの自転車大国「中国」(中国なのに大国とはこれいかに?)のカオスとことなり、


オランダの自転車専用レーンは完璧に整備されています。

「オランダの朝はネスカフェの香りと自転車のベルではじまる」というCMが大昔あったことを、ふと思い出したりしました。



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【アムステルダム】VVV

















駅をでるとそこは路面電車とバスの発着所なのですがその向こうには十年一日、しかし他所からの旅行者にはそれがまた頼もしい<V V V>(旅行案内所)の事務所があります。


わたしも何回かお世話になりましたが、今回は日帰りなので用はなし、と。

ところでこの<V V V>とは<Vereniging voor Vreemdelingenverkeer>の略なんです。


かってはチンプンカンプンだったオランダ語もドイツ語知識でなんとかその意味を理解できるようになったのはなんだかうれしかった、なあ。


ド イツ語に直訳すれば<Vereinigung für Fremdeverkehr>つまり<国外交通のための統一>、日本語らしく訳せば「海外旅行者のための統一(されたオフィス)」であろうと推測がつくのです ねえ。似てるでしょ字面が。これすなわち<Tourist Information>のことなんでした。


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【アムステルダム】普請中

しかしこの駅舎もさすがに老朽化してきたのか今さかんに修理中らしく中の様子はいかにも工事中という有様です。


<普請中



                 
一部ではもう工事が終わったところもあり近い将来にはその再生した内部がこんな風になってその全貌を現すのでしょう。                普請後>

【アムステルダム】中央駅



東京駅のモデルになったといわれるアムステルダム中央駅ですが、こういっちゃあなんですが東京駅よりはすうだん立派で手が込んだ造りです。

東京駅もまああれで赤レンガでそれなりにこさえてはあるものの、しかしこのアムステルダムの駅舎のすごさにはぜんぜん及びはつきません。

なんといっても敵はそのころの欧州世界での東方貿易の覇者で一等の経済大国ですから、その首都の中央駅となればその富の集積を世間に見せつけたとしても決して可笑しくはありません。





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FotoPus<アムゼルくん>ギャラリー --->here

2009年6月25日木曜日

驚いたこと


偶然にOMレンズ50mm/F1.4がeBayに出品されているのをみつけた。これまでなぜかOMレンズを入手していない。ただひとつOMマウントにトキナ標準レンズがあるのみだ。

OMシステムの標準レンズ50mmには四種のF値があるが、まあF1.4が標準中の標準だろう。

いままではZeiss とLeica-Rを中心にレンズを集めていたが、ここ数ヶ月はeBayにアクセスすることもなかった。欲しいレンズはあらかたゲットしていたからだ。

しかしここへきてOM・50mm/F1.4が廉価で、いかにも「買ってね」というかのようにわたしを誘うのでついついポチっとしてしまった。まあヒジョーに廉価だったので痛くはなかったが、ちょっとだけ痒かった。

さっそく試してみたが、これがまた実にいいではないか!Planarと同レヴェルといっていいのではないか。Planarのあの独特の味わいはないがクールな描写だなあ、と感じる。

しばらくこれで遊ぼう、っと。


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