と俗に言い習わされている銘茶を頂戴した。
パッケージもなにも飾ったところがなく、いかにも北京は中南海の住人中共高級幹部御用達、の雰囲気がある。
これを下さったのはれっきとした中共党員である。
中共党員とはいえ誰も彼も鬼や悪魔というわけではない。それなりの愛国心をもった方である。
わたしとはまったく政治的観点を異にする、がしかし国は違えどおたがい愛国者同士けっこう話し合えるのである。
このまえちょっとしたことでお助けすることになり、そのお礼というわけだ。
ありがたくいただく。
で、肝心の味のほうだが、まあそれほど美味ではなかった。
香港で飲茶をされたかたはご存知だろうが、あちらでよく飲まれるプーアル(潽耳)茶という発酵茶の香りに似た風味で、しかも日本茶のような上品な渋みもあり、そして含むとこってりとした味である。
個人的には台湾の高山茶のほうがよほどよい茶であると思う。
中南海の住人たちが台湾を欲しがる謎がひとつ解けたようだ♪
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