2012年6月29日金曜日

DA40mm Limitedとアナログとの親和性


Untitled, originally uploaded by Amselchen.

このレンズ、デジタル専用に設計されたのであるが、元来がMシリーズ用のパンケーキ40mmF2.8をモデイファイしたと思われ、アナログ・カメラとの親和性が高い。

もちろん35ミリ版のイメージサークルを備えているので画がケラレることもない。

しかもデジタル用らしく、ハイコントラストでシャープである。

さらに、F2.8のパンケーキにもかかわらずよくボケる。

ペンタックスでも指折りの名玉ではないか、このことである。


2012年6月28日木曜日

青いライン河を写すLeica CL


Am Rhein, Düsseldorf, originally uploaded by Amselchen.


角度がよかったのか、決して青く澄んではいないライン河が青く映えている。

この日は、「Japan Tag](日本デイ)で、日本人学校、幼稚園、日系企業などがパフォーマンス、出店などを繰り広げ、それに答えるかのようにコスプレのドイツ人男女で街は賑わった。

夜には花火があったのだが、息子がトモダチと見に行っただけで、わたしと家内は昼間の人疲れで夜もまた出かけようというキモチにならなかった。

やはりトシ、このことである。


2012年6月26日火曜日

けっきょく修理したLeica CL


Untitled, originally uploaded by Amselchen.

壊れていたRFを修理してもらったLeica CLである。

結果は良好~♪

ズミクロンーC 40ミリはよいレンズだとは思うが、暗い場所では開放絞り値F2はやや苦しい。

ノクトン40ミリF1.4なんかきっと合うんだろうなあ、などと余計なことを考えないようにしよう凹凸



2012年6月24日日曜日

C Sonnar、開放絞りの魅惑


Untitled, originally uploaded by Amselchen.


もっと明るく作れる技術がないわけではなく、あえて絞り開放F1.5としたコシナの英断である。

開放が明るければ明るいほどよい、という迷信を打ち砕くF1.5開放のその力を見よ~!

旧コンタックス・ゾナーを現代に甦らせたコシナへ感謝を込めて、C Sonnar善哉♪

それにしては持ち出すことが最近少ないのを反省せよ、俺凹凸


2012年6月21日木曜日

Ai Nikkor 35mm/F2 の夏


Untitled, originally uploaded by Amselchen.

今年はどうも夏が来ないのかもしれない、と思わせる涼しいが暗い天気が続く。

今日も夏至というのに湿度ばかり高くはっきりしない空である。

夕暮れ、といっても午後十時前だが、強風が吹いて空はまるで冬のように鉛色である。

いつもの年ならこれから散歩に出て近くの池で夕陽を撮るのであるが、それもかなわぬ。

去年の夏の陽射しと影を古い写真で懐かしむばかりである。



2012年6月20日水曜日

露出のはずれが少ないZeiss Ikon


Untitled, originally uploaded by Amselchen.


操作性はほとんどLeica Mシリーズだが、その感触はM7よりよい、と思う。

とはいえ、M7は店頭でちょこちょこっといじっただけなので判断はできないのだが。

はっきり断言できるのは、Zeiss Ikonは、とにかく価格と価値のバランス、つまりはコスト・パフォーマンスが抜群のカメラではある。

この一点では、その価格ほど価値が伴わないLeicaとはダンチである。

とくにAEモードは優秀で、露出の失敗がほとんどないのである。

だから光と影で遊ぶには最適の一台(のひとつ)、といっておこう♪



WBはマニュアルで、FOVEON


Untitled, originally uploaded by Amselchen.

いつもはAWBでカメラ任せなのであるが、状況にあわせ<日陰>で撮ってみた。

しかもJPEGなのに色の調整をせずともちゃんと記憶色がでている。

ホワイト・バランスはきちんとマニュアルで合わせよう、という教訓でありました♪



2012年6月19日火曜日

Elmarit-R 35mm、最期の一本


Untitled, originally uploaded by Amselchen.

最近手放してしまったレンズである。

あまり持ち出すことが無く、去年の秋にとった一本が最期の出番となってしまった。

実はめちゃくちゃな安値で入手したものの、レンズ前玉の表面に小さな傷があった。

しかし撮影にはなんの齟齬もなかった。

どうして持ち出さなかったかとつらつら思うに、この支障もない傷が潜在意識に作用していたのかも知れない。

結果的には辛く当たってしまい、今となっては憐れなレンズであった。



2012年6月15日金曜日

Berlin、Leica R7の詩



ヴィム・ベンダースの映画<ベルリン天使の詩>(原題、Der Himmel über Berlin, ベルリンの上の空)を東京で見たのは、さて何時だったか?

85年に北京からシベリア鉄道経由でベルリンを初めて訪れた後だったし、89年に離日する以前だったから、その4年間のうちの何時か、ということになる。

映画ではまだベルリンの壁があった。

数年前にベルリン再訪した時にはむろん壁もなく、家内の同僚で東ベルリン出身の学者の案内もあったので、再統一前後の東側の人々の考えも知ることができた。

昨年、三度目に訪れた時には、政治的なことは一切わすれて、博物館めぐりに精を出したのだった。

そのために持参したカメラは、あれこれ悩んだあげく、Leica R7と決めた。

重くて操作性も悪いので閉口したが、撮影結果には満足している。

ベルリンの雰囲気をR7がよく写し取ってくれたからだ。

最期まで候補だったF100ならより快適な撮影だったろうが、はたして同じ雰囲気が描写できただろうか?


自分の写真
ドイツの撮影機材情報